死者を火葬することで、物理的にも死者とお別れすることになり、それを機に、死者が社会的にも、その生涯を閉じたことが明らかになるのです。その固有の命が喪われるということは、死にゆく人だけではなく、遺される人にも固有の深い喪失と悲嘆をもたらすのです。死や喪失によってもたらされる悲嘆が葬式という行為を促し、その悲嘆のプロセスが葬式そのものの内的なプロセスとなっているようです。
お葬式は、このように心理的にも宗教的にも社会的にも、非常に大切な儀式ですどうぞ、生き残ったもののためにも、黄泉の世界に旅立つ方のためにも、心残りの無い、常識に則った、立派なお葬式を執り行うようにしましょう。真っ先に連絡しなければならない人たちには、葬儀の日程などが決まる前に、他界の事実だけでも伝えておく必要があるようです。会社関係者などは全員に伝えるのではなく、連絡してもらえるよう頼めば足るのです。