お葬式の方法として、仏式、神式、キリスト教式があるのです。それぞれの家庭、または故人が宗教を持っている場合には家庭、故人の宗教で行うのですが、ほとんどの場合には仏式で行うことが多いようです。葬式の葬の字は、よく見ると草冠りの草の字に死の字がサンドイッチされているのです。昔は野辺の送りといって、草のしとねの上にそっとご遺体を横たえてその上からお花を飾ったのが葬式の始まりなのです。従って現代では棺の中のご遺体に花を投げ入れて飾ってあげる儀礼を葬式というのです。
斎場をどこにするかや祭壇をどれくらいにするか、よい選択はできないようです。宗教の数だけ葬儀の種類があるといえるぐらいに、世界には様々な葬儀が存在しているのです。宗教にこだわらず、葬儀では友引は現在でも避けて行うのです。葬儀が友引に当たってしまう場合には、翌日にずらすなどの調整を行うようにしましょう。一般的には数百万円かかるといわれているのです。そのうち寺に支払う金額は通夜・葬式・初七日の読経料と戒名で、最低30万円位から、戒名で院号を付けると100万円をこえる場合もあるようですからまた、無宗教である場合には故人の望む葬儀を行うことも可能となっているようです。
最近はジミ葬といって身内だけでお坊さん抜きのお葬式をしたり、散骨といってお骨をばらまいたりしているのですが、私は霊魂の成仏と生まれ変わりのために、どうしても僧侶の引導と枕経とお通夜が必要だと思っています。中国や韓国では儒教式の葬儀があるようですし、中東方面ではイスラム式の葬儀もあるのです。このほかに、ヒンドゥー教やユダヤ教など、それぞれに独自の儀式が存在そているのです。この場合、遺族となる方の理解を得ることが重要になってくるのです。
松の内に亡くなった場合や、故人の意思があれば身内だけで行う密葬を行うことがあるのです。密葬を行った場合には、葬儀終了後に死亡したことをはがきなどで通知するのです。人間は死んでからこの世とあの世の真ん中を流れている三途の川というのを渡っているようです。三途の川の三途とは三つの川の渡り方という意味で、人間の生前の行いによって渡り方が違うのですが、引導とは生前の行いに関係なく死んだ人の手を引いて導くといって向こう岸まで案内をしてあげることなのです。